おいないの杜の診察内容
鍼灸治療
鍼灸は、東洋医学の考えに基づき、からだに流れる『気血』の巡りを整えることで、本来備わっている回復の力を引き出す方法です。
細い鍼や温かいお灸を使い、痛みの緩和やこわばりの改善、心身の調和を目指します。
どうぶつに合わせて優しく行うため、多くの子が安心しています。
東洋医学では、からだには見えないエネルギーや血の流れがめぐっていると考えられています。
鍼やお灸は、その巡りを穏やかに整えることで、いのちに備わった癒す力を助ける療法です。
細い鍼や温かいお灸は痛みが少なく、心地よさから眠ってしまう子もいるほど。
安心して受けられるやさしい自然療法のひとつです。
漢方治療
漢方薬は体のバランスを整えながら、その子その子が持つ自然治癒力を引き出し、免疫力を高めることで健康を取り戻すアプローチです。
どうぶつたちの体質や症状、状態を診ながら漢方薬を処方します。
西洋医学の薬を服用してもなかなか効果が出なかったのに、漢方薬を服用してみたら症状が改善されたケースも多々あります。また併用することもできます。
ホモトキシコロジー
ハンス・ヘインリッヒ・レッケベーック博士が１９３２年にドイツ・ベルリンにて診療所を開業した時から考案された医学理論であり、この理論に従い、ドイツのHeel社で作られたホモトキシコロジー製剤と呼ばれる注射薬や内服薬などを使用して行う治療です。
ホモトキシコロジーでは、体にとって有害な毒素(ホモトキシン)が病気を引き起こすという事実がもとになって確立されています。
その毒素は、体が健康なうちは血液やリンパを通して排泄器官(肝臓、腎臓、腸管など)によって体外に排出されますが、ストレスや体の老化などにより排泄機能が衰えてくると毒素が体の組織に滞って蓄積されてくると考えます。
組織に停滞した毒素がさらに慢性化すると生命活動の中心である細胞を浸し、様々な病気になると考えます。
この毒素をホモトキシコロジーのレメディを使って体から排泄することで、病気を治療していくのがホモトキシコロジーです。
・解毒
・排毒
・免疫調節
・細胞の活性化
自然治癒力を高かることが期待できる体に優しい治療法です。犬や猫の慢性腎不全や腫瘍において、従来の西洋医学にホモトキシコロジーを併用することで、症状の改善が期待できます。
整体
どうぶつの整体は動物の解剖学に基づき、筋肉にアプローチし、「コリ」をほぐすことにより、からだの歪みや筋肉のこわばりを整えます。
どうぶつたちにとって 、「動けること」は、すなわち「生きること」と言っていいくらい大切で、最後まで元気で「動けること」はご家族の願いだと思います。
筋肉を揉んでほぐしてあげるだけで、あきらかにカラダの使い方が変わります。
整体は筋肉をつけるわけではないですが、ほぐすことにより歩きやすくなったら歩くようになり、そうすれば筋力低下をゆるやかにすることができ、できるだけ長い間元気に歩けることにもつながります。
どうぶつたちの小さなサインに気づいたとき、整体が力になるかもしれません。ぜひご相談ください。
